三沢市防衛協会会員等による三沢基地研修に参加して

三沢市防衛協会は、三沢基地第3航空団監理部広報班の支援を受けて下記のとおり「三沢基地研修」を実施しました。

1 実施日時:令和5年7月19日(水)09:00~13:00

2 参加人数:25名

3 研修部隊等:航空自衛隊三沢基地所在部隊等の研修

(1) 三沢管制隊(管制塔内部及びレーダー進入管制所(RAPCON))

(2) 警戒航空団飛行警戒監視群(E-2C/ D)

(3) 第3空団(F-35A)、内務班(独身寮)、警備小隊(警備犬訓練所)、隊員食堂(隊員と共に体験喫食)

(4) 三沢ヘリコプター空輸隊(CH-47J)

(5) 偵察航空隊(RQ-4B)

当日、09:00に三沢基地正門前に集合し、3空団の車両支援(マイクロバス2台)を受けて基地内へ入門しました。第3航空団基地業務群会議室に於いて、第3航空団司令部監理部長田中2佐から三沢基地の概要説明を受けた中で、米軍三沢基地内に於いて航空自衛隊の管理地区は、約2%と説明を受け驚いておりました。共同使用地区の飛行場地区は、自衛隊が冬場の除雪作業を担っていると説明を受け、緊急発進(スクランブ)用の滑走路の維持管理が非常に重要であることが理解できました。次に、三沢基地管制隊の管制塔及びラプコン内部を研修しました。管制塔内部には米軍パイロットが訓練中常駐し管制等に必要な支援を実施しているとのことでした。次に、飛行警戒監視群のE-2C及び第3航空団のF-35Aステルス戦闘機並びに偵察航空隊の無人偵察機RQ-4Bを研修しました。それぞれの飛行隊所属パイロットから説明を受け航空機の特徴等を理解できました。北地区に移動し、警備小隊所属の警備犬の訓練展示を受け、我が家の犬も訓練してもらいたいと思うくらいパートナーとして互いの信頼関係をを感じました。最後に、内務班(独身隊員居住室)を見学後、隊員食堂に於いて、若年隊員との昼食に於いては、皆様ご自分のお子様と同年代とあってご自分の子供のようにお話が弾んでおられるように感じました。居住室は、殺風景と感じ少しかわいそうとの意見も聞かれました。

最後に残念のことは、防衛秘密のためにF-35A及びRQ-4Bとの写真撮影ができませんでした。田中監理部長からは、9月の三沢基地航空祭に展示しますので、三沢基地航空祭へぜひお越しくださいとのことでした。

参加者からは、今回の研修により、三沢基地に関する理解と見識をより深めることが出来たとの所感を頂いた。